去年のクリスマスイブに
私のフルート人生初のアイリッシュ音楽を演奏したことについて、大きな気付きがあったので投稿します♪
いつもピアノやハープ、もしくはフルートやヴァイオリンなど音程のある楽器とデュオをすることに慣れているので、音程のないパーカッション...しかもボーンズという3枚の竹(本来は動物の骨らしい)
を手のひらの中で鳴らすというシンプルな楽器との共演はわくわくと同時にとても不安でした。
日々その不安と向き合い、自分と向き合い、
何が正しいのか、どうしたら上手くいくのかを模索しながら少しだけ後ろ向きになったりもして…。
でも、そういうことではなかったのです。
本番を終えたときには一皮むけていました(と信じてます)。
乗り越えられたのは、正解が見つかったからでも、間違えずにできたからでもありません。
アイリッシュ音楽の深い理解はしていなくても、
自然に身体が動いてしまう楽しいものなんだ、
「正しさ」より「楽しさ」なんだ
と感じることができたから。
ボーンズの軽やかなリズムが生み出されているTさんの手元を見ていると、
漫画で表現されるようなキラキラ✨した形が見えて、
それを見ながら吹いているとメロディもキラキラ✨とそこに参加して、
「楽しさ」の花火🎆を見ているような感覚でした。
もちろんそれは、初めての感覚であり素晴らしい体験でした😌
音楽は本来楽しくて嬉しい、キラキラな振動なんだ、そして人はそれを素直に表現すればいいだけなんだ。
やったことないから、不安。
ステージだから、緊張する。
という「思い込み」を手放すことができた
貴重な本番でした(*^o^*)